補助金・助成金を受けるためには

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コロナ禍の中で

2020年度もあと一ヶ月半程度で終わろうとしています。

振り返るにコロナに始まりコロナに明け暮れた12カ月でした。

当初は一年も経たずにある程度収束するだろう、風邪に毛が生えた程度らしい、社会様式もまたすぐにもとに戻る…そんな感じで受け止めていました。

ところが日に日に感染者は増え、緊急事態宣言を機に世の中を動かしていた歯車は急速に回転を止め始めていきます。

数百年に渡って培われ、磨き上げられてきた社会のサプライチェーンは見事に崩壊しました。

中にはこの混乱に乗じ、正常な世の中では直ちに問われるであろう便乗リストラや不正受給などの道理を逸した行為を行うものも増え、国の対策は後手後手にまわり、水面下に内包していた様々な問題・課題が、世界に誇れる歴史的文化を背景にもつ自助・共助・公助の寛容な国家の精神が実は自助に多くを頼っていたのではないかという疑問を投げかけながら、混乱した社会を更に蝕み始めました。

統制の意義

小規模事業者や中小企業を支えるべく打ち出された補助金、給付金、特別融資等金融施策もコロナ対応という冠のついたごく一部を除いては、当然ではありますが申請内容の吟味が求められ、申請側も受理する側もその多くが準備に手間取り熟考を求められる事案についてやむを得ずの付け焼刃的な情報で一時しのぎをする以外にない状況も往々にしてあったと思います。

しかしこの混乱の中で学ぶこともあったのではないでしょうか。

それは前述した「準備に手間取り熟考を求められる事案についてやむを得ずの付け焼刃的な…」、そうです、小規模だから、まだ社内が成長段階だから…それはまた落ち着いてから…では遅いのです。

何が?

「統制」です。

物事にはルールがありこれを逸脱することをけん制したり逸脱した場合には罰したり、そもそも逸脱しないようにする「制御」が必要です。

この「制御」が統制、いわゆる内部統制といわれるものです。

悩みの根底に統制の問題あり

多くの事業者は「ああ管理ね…」「事務に人件費はかけられないよ…」「売り!売り!」と言われながら「数字が見えない…んだよねえ」「月次の締め?えーっといつだったか…」「ああ、税理士さんに丸投げ」「事務の彼女に聞いて、私は知らないから…」そういう言葉をよく聞きます。

更には「PL?あ、数字は税理士に、過去の業績数字は…どこだったか??」というやり取りもあります。

これでは支援したくてもできませんし、下支えで補填できる助成金、補助金の類も何が該当するのか宙をつかむようです。

仮に使える支援制度が分かっても高額なものほど書類を揃えれば合格というものではなく、内容の吟味・審査がありますしフォローアップもあります。

「お金出すなら口も出す。」ですね。当然です。

だからこそ常日頃の「統制」をもって自身の事業の見える化を行い、何が来ても対応できるようにしておくことが必要なのです。

商売から経営へ

「商売」から「経営」にスイッチしていく過程で求められるものがあります。

一つは規模、一つは社会的責任、一つは財務的基盤 です。

要は「信用・存在意義」といったものが要求されてきます。

何に対して何をどうするのか、行った結果はどうだったのか、その評価はどうか、それを受けどうやっていくのか、これを数十年にわたって回し続け、経済活動を持続させていくその先に「信用」が築き上げられるものです。

早くから統制を意識する意義

だからこそ「最初が肝心」です。

「まだまだこれくらいでいいだろ」から「今から少しずつでも」に、有事になってからではどうすることもできないことがあります。

「統制」は早いうちから必要なのですよ、とする所以です。

信用・存在意義を形作る上で必要な前述したPDCAを機能させることが支援施策を受けるにあたり要求される情報を正しく速やかに取りまとめ提示するキモなのです。

誰がどうやって環境を整えるのか

とはいえ小規模の事業にいきなり高度な専門性をもった人を雇うとなるとそう簡単にはいきません。

いきなり高度な統制システムを組み込んでもそれこそ事業自体が成り立たなくなってしまいます。

ご安心ください、私たち天神経営なら対応できます。

数十年にわたって企業統制の第一線で部下と一緒に様々な案件に携わってきたノウハウがあります。

業務統制での引き出しは学問や資格だけでは得られないのです。

我々はこの一年で身に沁みて分かったはずなのです、「転ばぬ先の杖」はやはり必要だということを。

コロナ禍の中だからこそ、それぞれに見合った形での「統制」を私たち天神経営は提供します。